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研究班からのお知らせ

2020.12.22NEWS
「日本の出生コホート」ホームページを一般公開しました。

研究開発の目標・ねらい

本研究の目的は、日本DOHaD学会とDOHaD疫学セミナー分科会を中心に、日本の出生コホート連携基盤を構築し、妊娠高血圧症候群(HDP)/低出生体重(LBW)それぞれのリスク因子および予後に関する個別解析およびメタ解析を行い、周産期疾患および慢性疾患の予測・早期発見方法を開発することです。

国内の出生コホート研究の連携に向けた検討を進め、連携基盤を構築します。構築された連携基盤は随時更新・拡大されます。同時に、特にHDP/LBWそれぞれのリスク因子および予後の統合解析に向けた解析手法の検討を進めます。その上で、各コホートにおける解析結果の創出と共に、統合メタ解析によってHDP/LBWそれぞれの統合リスク予測式の構築を目指します。

更に、ゲノム解析結果情報も含むIPDメタ解析に向けて、国内外の実例の情報収集も進め、本邦における出生ゲノムコホートのIPDメタ解析の実施可能性を検討します。最終的には、メタ解析によって得られた統合リスク予測アプリを開発し、社会実装を目指します。

研究組織

栗山 進一 東北大学災害科学国際研究所
岸 玲子 北海道大学環境健康科学研究教育センター
佐田 文宏 中央大学保健センター
清水 厚志 岩手医科大学医歯薬総合研究所
土屋 賢治 浜松医科大学子どものこころの発達研究センター
堀川 玲子 国立成育医療研究センター生体防御系内科部内分泌代謝科
目時 弘仁 東北医科薬科大学医学部
森崎 菜穂 国立成育医療研究センター研究所社会医学研究部
森 千里 千葉大学大学院医学研究院